去年、アニマルコミュニケーターとして活動を始めた時に、モニターさんを募集しました。
今日から、その時のモニターレポートを続々とお届けしますねー!!!
まずは、猫友のMIKIさんが保護して里親募集中のチャーコくんから。
チャーコくんの状態
チャーコは適正飼育が出来ない飼い主さんから引き出した、3匹の猫の1匹。
里親募集は私が担当し、保護してお世話する係は、MIKIさんが担当しています。
保護時から重度の猫風邪持ち、副鼻腔炎持ち。
保護後、肺炎、膵炎、心臓病と、次々発覚する持病。
MIKIさんが、きめ細かいケアを根気よく続けてくれています。
性格は、おおらかでマイペース、物怖じせず、お客さん大好き!
爪切り・シャンプー、何でもOKっ子の押し強めの甘えん坊さんです。
MIKIさんからの質問
MIKIさんからチャーコに聞きたいことは、どこがしんどい?
して欲しい事と、して欲しくない事教えて? でした。
チャーコくんとの あのね は、こんな感じでした。
赤ツナギ(以下、赤) 「チャーコ、具合はどない? 特にどこがしんどい?」
チャーコ(以下、チャコ)「息がしづらいわ。特に鼻と喉。吸っても吸っても足りん」
※この時、チャーコくんの胸の少し下と背中辺りに、軽い痛みを感じました。
チャコ 「あんな。MIKIに言うてくれるか。大丈夫?大丈夫?って、やたら聞いてくなよ」
「心配したかて、しゃーない。オレの体は、前々からグツ悪いねん」
(注:グツ悪い=具合悪い)
チャコ 「しんどいのが治まるのを、待つしかない。
アレコレしてくれるのは有り難いけど、どんならんコトの方が多いもんや。
どない転んだってかまへん。オロオロせんといてくれ」
赤 「そうは言うても、チャーコも嫁ぐまではMIKIさんの大事な家族や。面倒みたいんやで」
チャコ 「そやったら、オロオロせんとドンと構えててくれ。オレは死ぬまで、悠悠自適に過ごす気や」
「MIKIは、毎日ゴキゲンでオレの為にイソイソとご飯やトイレ掃除して、キレイにしといてくれ」
チャーコくんは、自分の体が健康でないことも、持病でよく体調が崩れることも承知でした。
それを不満には思わず、自分の生きたいように生きていく、いつどうなっても後悔はないと悟っていました。
チャーコの持つ鷹揚さを、私達(募集主の私と保護主のMIKIさん)は最初マイペースと捉えていました。
一緒に暮らす内に、そのマイペースさは、かな~り器の大きい持ち主ゆえでは?と、MIKIさんは感じていました。
死ぬことを一切怖れず、今生を楽しくゴキゲンに過ごすことに心を砕いているチャーコくん。
予想以上に器が大きいと言うか、生き方上手な子とわかりました。
チャコ「あんな。MIKIに、化粧して爪も長くてキラキラさせといてくれって言うといてーや」
赤 「チャーコは、キレイにお化粧してお出かけファッション的なんが好きなんか~」
チャコ「そらそや。自分のオンナには、いつもキレイにしといて欲しいわ。自慢なんやから」
MIKIさんはオシャレ女子で、いつ会ってもバッチリお化粧してて、マニキュアもステキ。
正直、ワシも憧れております。 っちゅーか、チャーコはキラキラが好きなんやな。
チャーコくんの教え
持病があって時折とても苦しくなることがあっても、チャーコはそれを素直に全て受け入れてます。
そんな自分を、怖がらずに明るく朗らかに面倒みてくれれば良いんだよと、気負いがちなMIKIさんを労っていました。
こんな性格だからこそ、前の飼い主宅からMIKIさん宅に移っても、すぐ馴染んだんやな。
MIKIさん宅の飼い猫さん達とも、ケンカもせずお互いのペースを干渉せず、やっていけるんやん。
募集主の私は、そう感じました。
チャーコ、あんまりMIKIさんを困らせんと、これからもノビノビ暮らしてや。
白猫のミルキーくん「チャコ兄は、言われんでもそないするデ」
そやな、ミルキー。
居場所を確保するのが滅法上手いチャーコ、苦手なミルキー。
同じ家から来た2匹でも、個性はそれぞれ。
チャーコの器の大きさと、女性の好みが知れて、楽しいアニコミでした。
MIKIさん、ありがとうね!!