羽布団におしっこする黒猫さんの場合

2019年4月17日

こんにちは、アニマルコミュニケーターの赤ツナギです。

 

今日ご紹介する猫さんは、我が家の元保護猫さんで、今は里親さん宅で暮らしている黒猫さんです。

黒猫さん「匿名希望よ。無許可なんでしょ?」

う。その通りです…。

 

通常、アニマルコミュニケーションする時は、飼い主さんの許可を得てから行ないます。

この黒猫さんの場合、よんどころない事情かつ、アニマルコミュニケーションを習い立ての頃に行なったモノでして。
私自身、アニマルコミュニケーション出来るようになったばかりで、コレってホンマかいな?と思ってた時期のお話です。

さてさて、そのお話とは、イカに? タコに?サザエに!

 

 

おしっこしちゃう黒猫さんの事情

我が家の保護猫で、文句がある時や不満が募った時に、したらアカン所でおしっこする子が居ました。

 

彼女が我が家に来たのは子猫の時ですが、子猫にしては大人びた子で、人を怖がっていました。

前の飼い主が大変粗暴で、苛立った時に猫達に八つ当たりしていたからです。

この飼い主宅は多頭飼い崩壊していて、30匹近い猫がアパートの一室にいたのです。

そういった事情や性格を踏まえて、まず人より猫達と楽しく暮らしてくれるよう配慮し

徐々に人に慣れてくれるように段取りを組みました。

 

甘えん坊の保護猫達がするように、そろっと甘えてくるようになった時は、嬉しかったな~。

怖がりながらも、他の猫達が甘えに行く様子をずっと観ていて、マネをしていたのでした。

 

甘えてくれるようになると、今度は自己アピールをするように。

そのアピールのひとつが「腹が立った時は、嫌がる所におしっこしちゃえ!」でした。

 

飼い主に自分の苛立ちをわかってもらう為に、おしっこする。

この行為を、私達保護主は、彼女の貴重なアピールなので、治そうとはしませんでした。

おしっこしなければ気持ちが収まらないような状況にしていた、私達が悪い。

 

そう考えて、おしっこせずに済むよう、彼女の気持ちを汲み取って接していくと

次第におしっこアピールをしなくなりました。

 

 

里親さんに迎えてもらってからの黒猫さん

そんな彼女が見事、良縁に恵まれ、新しい家族と先住猫さん達と順調に暮らし始めて、ホッとした頃。

 

「主人の羽毛布団によく粗相をする。治らないようなら、お返ししたいと考えている」と、里親さんから、連絡が入りました。

 

丁度、アニマルコミュニケーションを習い始め、少し出来るようになっていたせいもあって

里親さんからの連絡を受けると同時に、彼女にアニマルコミュニケーションしてしまいました。

通常、飼い主さんの許可なしに、飼い猫さんへのアニマルコミュニケーションをしてはいけません。

散歩してるワンちゃんに、飼い主さんに許可とらんと触ったらアカンでしょ?

それと同じです。

 

でも、我が家の大事な子だったので、後先考えずにアニマルコミュニケーションしてしまったのです。

 

 

黒猫さんとのアニマルコミュニケーション

赤ツナギ(以下、赤)「黒猫ちゃん。前の家のおばちゃんやで。なんでお布団におしっこしたんな?」

黒猫ちゃん(以下、黒)「だって、お父さん無視するんやもん。居てるのわかってるのに知らん顔するんよ」

 

赤「だから、お父さんのお布団におしっこしたん? ごっつビックリして怒ってはるで」

黒「えぇ~?怒ってないよ? お布団におしっこして怒られたこと、ナイよ」

我が家に居た頃も、粗相をしても怒ったことはありませんでした。

 

 

里親さんご夫婦も、ビックリしたり怒ったりすると逆効果だと思い、一切怒らず淡々と処理するのみでした。

黒猫ちゃんは、里親さんご夫婦がおしっこされて怒っているなんて、夢にも思わなかったのです。

 

 

赤「このまま、これからもお布団におしっこするなら、前のお家に帰ってもらうって言うてはったで」

黒「ええ!!! そんなんイヤぁ! イヤ、イヤよう!!!!今のお家が良い、前の家には帰りたくないぃぃぃ!!」

 

黒猫ちゃんは小さい子が大泣きするのと同じように、床に突っ伏してワンワン泣き始めました。

盛大な泣きっぷりは、私が何度も声をかけても全く聞こえておらず、しばらく待つしかないな…と思った時。

 

 

「その子を迎えに来ないで! アタシ達がちゃんとサポートするから」

突っ伏して泣く黒猫ちゃんの前に登場したのは、先住猫さんでした。

 

 

先住猫さん「もうこの子はウチの家の子なの。そちらにはお渡し出来ないわ。

もし、父さんと母さんが引き取りに来て下さいと言っても、決して来ないで。

アタシ達が教えておくから」

 

毅然とした態度と、言い回し。

黒猫ちゃんを守るかのように立ちはだかる姿には、後光が射してました。

 

 

先住猫さんの登場に、やっと泣き止んだ黒猫ちゃん。

大好きなおねえちゃんにすがる様子は、小さな子猫でした。

 

そうか。この子はやっと、子猫時代を取り戻したんやな。

我が家でも散々大人猫に可愛がってもらったのに、子猫時代はまだ取り戻せてなかったんやな。

 

 

先住猫さん「ね、おしっこしちゃぁダメって言ったでしょ?もうしないわよね?約束出来る?」

黒猫ちゃん「や、約束する。だから、ずっとこのお家に居させて…ウワーン!!!!」

 

 

先住猫さん「と、いうワケよ。お引き取り下さる?絶対にこの子を迎えに来ないでね」

赤 「わかりました。この子がもうお布団や他の場所におしっこしないよう、サポートとフォローをよろしくお願いします。

もし、したら、迎えに来なくてはいけません。よろしいですね?」

 

先住猫さん「よくってよ。あなた達人間と違って、私達は約束は破らないわ。ごきげんよう」

泣き止んだ黒猫ちゃんと一緒に、先住猫さんが去って行きました。

 

 

アニマルコミュニケーション、その後

ホンマかいな…今の…。自分でも、信じられない経験でした。

これで本当に、あの子がお布団やトイレ以外の場所でおしっこせんようになったら、えぇんやけど…。

どないなるやろ?

 

 

10日程経った頃、里親さんから連絡が入りました。

「こんにちは。 先日、ご相談した直後から、全く粗相をしなくなりました。

主人にはまだ身構えることがありますが、私や先住猫には、よく懐いてくれるようになりました。

このまま、粗相をしないようであれば、お返しせずに済みそうです。もう少し様子見致します」

 

おぉ~!!!! あれから、おしっこしてないんや! 約束はホンマやったんや!

っちゅーか、アニマルコミュニケーションは本当やったんや!! イエーイ♪

 

その後、本当に黒猫ちゃんは粗相をせず、今も里親さん宅で、先住猫さん達と仲良く暮らしています。

ステキなおねえさん猫が居てはって、良かったね。

 

 

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