私の里親さんでもある、キトゥンカンパニーさんから、亡くなった猫さんとのあのねのご依頼が入りました。
猫さんのプロフィール
猫さんは、今から20年前に、若くして亡くなったココちゃん。
溺愛していた元気で可愛いココちゃんの突然死。里親さんは詳細はおっしゃらなかったけど、その心中は察するに余り有る。
一緒に暮らした楽しかった思い出は一気に吹っ飛び、衝撃と後悔で苛まれたことでしょう。今まで沢山の猫を保護して、看取った経験のある私には、その辛さ・悔しさに覚えがある。
でも、それ以上に、肝心の猫達がどうして欲しいか、それを体験的に知っている。
覚えがある。
果たしてココちゃんも、我が家で看取った子達と同じことを言うだろうか…。
ココちゃんとの あのね開始
ココちゃんを呼びます。
現れたココちゃんは小さな子猫で、ガリガリというより薄い体つきで、目を閉じて丸くなって寝ていました。
ココちゃん、君のお父さんとお母さんからの愛情やで。胸に入れるよ…と、そろっと手をかざす。
するとパッチリと目を覚ましたココちゃんが、スクスクムクムクと大きくなり、手足を伸ばし始めた。
ココちゃん「あ~、やっと手足を伸ばせたー!!ずっとずっと待ってたのよ!!」
里親さんご夫婦が味わった辛さ悲しさがあまりに重く、ココちゃんはその気持ちにプレスされてたそうな。
「ありがとうを言いに来てくれて、ありがとう。大好きよ!」
生前の楽しかった思い出を語るココちゃん。チラチラと映像も見えて来ます。
語る内に、体の薄い子猫だったココちゃんは、美しい大人の黒猫さんに成長して行きました。楽しかったアレコレを語る様子は、とてもイキイキとしていてお茶目でした。ユーモアを交えながらコロコロと笑う様子は、なぜか泣いてるようにも見えて…。
そやね。ココちゃんも、自分があんなに早く突然に亡くなるとは思ってなかったよね。
飼い主さんとココちゃんの思い
ココちゃんが亡くなって20年。
その間ずっと、里親さんご夫婦は後悔を持ち続けていました。
楽しく愛おしく感じた思い出は後悔で封印され、忘れることはないけれど心の奥底に深くに仕舞って置いてはった。ココちゃんは、その封印を解いて、楽しかった思い出を蘇らせて欲しかったのでした。
里親さんからの「ありがとう」の気持ちが届いて、やっとその願いが叶えられました。
ココちゃんからのメッセージ
ココちゃんから里親さんへ、託されたメッセージです。
「私と過ごした楽しかった思い出を、今一緒に居る子達との暮らしで活かしてね」でした。
満足したココちゃんは、香しい紅茶の香りとキャラウェイの映像を残して、消えていきました。去って行く後ろ姿でも、笑顔でゴキゲンなのが、わかりました。
赤ツナギの感想
亡くなった子に今更伝えて何になる。そう思うかも知れません。
けれど、亡くなった子は飼い主さんから聞いてみたい言葉があったりします。
一緒に暮らした心豊かな時間を、一時の辛さや後悔でぺしゃんこにしたままではないですか?
どの猫も、愛情を一杯受けた記憶を魂に刻んで、大事な宝物として持ち続けます。
辛かった記憶を捨てろとは言いません。沢山後悔するのも私達飼い主の正直な気持ちです。辛かった悲しかった、でもあの子と暮らせて楽しかった。幸せだった。それをしっかりと記憶して、時折で良いので、今居る子との暮らしの中で、鮮やかに思い出し懐かしんで下さい。
一瞬の出来事が、永遠の宝物になっています。
今一緒に居る子にも、沢山のありがとうを伝えて下さいね!
「亡くなった子にありがとうを伝える」セッションの受付は本日、2019年3月31日まで!!
次回は、そうさね〜8月にまた行いましょうか。
それまでは、亡くなった子へのセッション受付は、ありません。
迷ってる方は、申し込みだけしはって、ご検討なさって下さい。
「やっぱり今はえぇわ…」なら、キャンセルのご連絡を。
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亡くなった子にありがとうを伝える