こんにちは、赤ツナギです。
今日は、保護活動について、少しお話しますわ。
6月16日、千重ちゃんを里親さまにお渡しして来ました。
お昼過ぎにお届けして、夜には慣れてくれそうな気配を早々と観せてくれる報告を頂きました。
ホッとしながらメールチェックしてると、里親募集中の柊くんにお問い合わせが来ていました。
早速やり取りを開始しながら、足元に居てるカールくんを注視する赤ツナギ。
カールは、慢性腎不全になっており、元気食欲はあるものの、やせ細り、体に力が入りづらくなっていました。
近いうちに、旅立ってしまうな…そう思っていました。
果たして6月17日に、旦那さんに看取ってもらい、眠るように旅立って逝きました。
今まで我が家では、誰かが亡くなる時には必ず、他の誰かが良縁に結ばれたり、今までの里親さん達から、近況ご報告が入る。
辛い時には、必ず良いことが同時に来る。
良いことが重なった時には、辛い事が忘れずにやって来る。
もうそれは決まり事になっているかのようでした。
私は神なんて存在は信じてないですが、猫の神様がもし居るなら、きっとそいつが「それ、赤ツナギ。辛いことだけやないぞ、ガンバルんや。
嬉しいことが続いたからって浮かれたらアカンぞ、謙虚に省みる心を忘れたら承知せえへんド!」
そない言ってるに、違いない。
そうやとしたら、飴と鞭の振り幅が、大き過ぎる。
こんなにも辛い気持ちを味わわせておきながら、元気で幸せに暮らしている元保護猫達の近況ご報告や、見事良縁を掴んで頑張っている様子で、嬉しい気持ちを味わわせる。
どうしてここまで感情を振り回してくれるのか。
あまりにも殺生だ。
ひょっとして、一つ一つの感情に溺れるのを防いでくれているのかも知れない。
にしても、ヒドい仕打ちですわ。
そう言いつつも、私達夫婦は、わかっている。
この辛さ悲しさ、悔しさは、猫達と幸せに暮らしてこれたからこそだと。
こんなにも苦しいのは、それだけ猫と深く強く愛し合えたからこそだと。
えぇやないか、上等や。
これからも、嬉しい事と辛い事が同時に来たとしても、バッチリ受け入れたるわ!!
苦しさを味わえることも、幸せ。
言われんでも体験的にわかってるんやから、これからもやっていきまっせ〜!!!!