ちりこちゃんとの あのね

あのねで知ったこと

こんにちは、赤ツナギです。



今日は、元保護猫・ちりこちゃんと私との あのね を お知らせします。

 

ちりこちゃんとの関係

ちりこちゃんは、私の保護猫でした。

2011年に、市内の魚釣り公園で保護されたのでした。

 

当時の様子はこちら。

2011年、夏の子猫達

写真の子猫達は、全員良縁に恵まれました✨

 

「乙姫ちゃん」=ちりこちゃんは、神戸の里親さんに迎えてもらいました。

 

お届け後も、時折近況ご報告を頂いており、里親さんが海外留学する際には、我が家でお預かりしていました。

 

残念ながら、海外渡航の帰国間際に、ちりこちゃんは亡くなってしまいました。

ちりちゃんの大事なこと

とても辛く、でも、ちりちゃんの本望を遂げる事が出来たことで、良かったと思えたのでした。

 

 

ちりちゃんと私の あのね

8月限定の「亡くなった子へありがとうを伝える」を申し込んでくれはった里親さん。

 

そのついでと言ってはなんですが、便乗して私もちりちゃんと あのね をしてみました。


ちりちゃん、ウチに来てくれてありがとうな。

ウチで死なせてしまって、本当にゴメンやで…。

ちりこちゃん「は? しょうもないこと、言わんといて。

ゴメンなんて聞きたくないわ」

さよでっか。生前同様、ドライやな君は。

 

 

ウチでの預かりっこ生活、どないやった? 沢山の猫達をどう思った?


「どうって、どうも思ってないわよ。他の猫達も、何とも思ってない。

雑魚よ、雑魚。アタシには何の関係もナイわ」

さ、さよけ…。
そやな、ちりちゃんは沢山の猫が居ようが居まいが、気にしてなかったな。

自分のペースを大事にして、周りには流されない・影響を受けない。

芯の強い、惑いがナイ子やったもんな。

 

しかし、他の猫達は雑魚って(笑) ちりちゃんからしたら、みな子供に見えたんやろうな。

 

 

お父ちゃんとお母ちゃん(私達夫婦)のことは、どない思ってた?

「お父さんは、アタシの言うこと何でも聞いてくれるようで、そうでもなかったよね。普段は放っておいてくれるのに、体調が落ちた時は、一番に気が付いてくれるのが嬉しかったわ」

そやね、お父さんはお互いのペースを大事にして的確な距離感保てる人やもんね。

そういえば、ちりちゃんは、お父さんには強めに甘えに行ってたな。

声かけずに膝や肩に飛び乗ったりして、振り回そうとしてたな。可愛かったデ✨

 

「お母さんは、心配性でよく顔を覗いて来てたわね。

ふふ、心配そうな顔して顔を覗きに来て、アタシと目が合った途端に

『もう、ちりちゃん可愛いんだから!!!!』って、よく言ってくれたわねぇ。

バッカじゃないの?と思いながら、実は嬉しかったのよ。

だって、ウチの娘(里親さんのことです)と同じこと言うんだもん」

 

 

ちりこちゃんにとって里親さんは、お姉さんやお母さんではなく、娘でした。

天真爛漫で人を信じ易く、警戒心があるのに無防備な面があって、でも繊細な心を持っている里親さんを、可愛くちょっと勝手な自慢の娘と言っていました。

ちりちゃんが里親さんをどんなに大事に思っていたか、愛していたか。

ストレートには言わないものの、ちりちゃんの日々の生活ぶりで私達は知っていました。



里親さんからの、ありがとうとゴメンねを受け取り、どんなに辛く淋しく思っているかを知ったちりちゃんは、衝撃の一言を放ちました。

 

「そんなにあの子が寂しがってるのなら、もう一度母親役をしに、あの子のそばへ行くわ」

ちりちゃんとあのねをする為に呼び掛けた時、丁度ちりちゃんは生まれ変わる準備をしていました。

次の生では、里親さんとは縁の薄い所へ行くつもりだったという、ちりちゃん。

 

あのねで里親さんの心境を知り、なぜか気が変わったのでした。

 

そんなことあんのかな…本当にまた里親さんの所へ行くの?

っちゅーか自分で選べるモンなん? マジか!!!

 

ホンマかどうかはさておき、ちりちゃんがそない言うてんねやから、そうやろな。

生まれ変わって里親さんに会ったら、臨終にギリ間に合わなかったことを「悪かったわね」ぐらい言ったげんさいよ!

 

 

ホンマにアニマルコミュニケーションしてたら、面白いっちゅーか信じられんこと言うてくる子が多くて、笑えますわ。