来月から始める、亡くなった子へありがとうを伝えるセッション。
ウィッシュに続いて、我が家で看取った保護猫達との あのね =アニマルコミュニケーションをご紹介していきます。
ブーケちゃんとの あのね
今日ご紹介するケースは、私が初めて看取った保護猫・ブーケちゃんとの あのね です。
推定生後半年過ぎの頃に保護したブーケ。猫白血病陽性でした。
2歳になる前に、発症して亡くなりました。
ブーケちゃんの保護経緯
ブーケは、私が住むマンション前の大きな公園でよく見掛けました。
公園前に建設業の会社があって、ブーケはそこで飼われていました。飼われてるといっても、どちゃくそ汚い敷地内にエサをばらまき、寄って来たら可愛がる。病気や怪我をしても「可哀想やねんけどな」と、放置。公園に沢山居る野良猫達を、気ままに可愛がるだけのおっさん達のオモチャでした。
公園に居る野良猫達を次々と捕獲し、不妊手術を受けさせ、ワクチン接種し、また公園に戻す。
そういった活動をしている時に、おっさんと知り合い、世話している猫達をキチンと飼うよう話したり、不妊手術を受けるよう勧めていました。
なかなか「そないするわ」とは言わん おっさん。
そうこうする内に廃油用ドラム缶に落ちてしまったブーケを「コイツも頼むわ」と、一万円を付けて渡して来ました。
やっとかい!!
おっさんは不妊手術済んだら返してくれと言ったけど、あんな所に戻せない。色々話し合って、ブーケは我が家の保護猫になりました。
生後6ヶ月を過ぎていたにも関わらず、小さいままのブーケ。
とても不妊手術には耐えられる体ではなく、我が家で養生しながらの生活が始まりました。
外生活で培ったコミュニケーション能力の高さに、私達は幾度も舌を巻きました。
その時の様子は、こちらからどうぞ。
私達は、ブーケから沢山のことを学びました。
保護活動を始めて、最初に看取ったのがブーケ。
是非、ブーケには沢山のありがとうを伝えたい。
では、ブーケとの あのね です。
ブーケちゃんとの 会話
ブーケ!! お母ちゃんやで! ありがとう言いに来たデ!!!!
ブーケちゃん「別にさぁ、わざわざ言いに来んでもえーんやで?」
ふ。相変わらず、ドライやな…。えぇけど。
まあえぇわ。何しか、ウチに来てくれて、ありがとうなブーケ。大好きやで。
ブーケちゃん「はいはい、ヨシヨシ。アンタも手がかかる子やったなぁ」
手がかかる子って、一緒に寝ているサビ柄のコイちゃんがか?
え、アタシ(赤ツナギ)のこと?
ブーケちゃん曰く、私はとても手のかかる子だったらしい。全力で物事に当たり、感情の起伏が激しく、右往左往するくせに、妙に根性据わってる。ブーケから観たら、私はそんな子だったらしい。
そうなんや。 そうなんか!! 笑かしてくれるな~。ブーケは見た目は子猫でも、精神はちょっとひねた面がある、達観した大人だった。やっぱり、猫を助けてるつもりで、猫に助けられて来たんやな。
ありがとう、ブーケ。
アンタのお陰で、お母ちゃん少しは出来が良くなったと思うわ。
また気が向いたら、いつでも様子観に来てや。待ってるデ!!!!
赤ツナギの感想
ありがとうとか、楽しかったわなんて、一言もなく、でも慈愛に満ちたブーケに会えることが出来ました。
今になって、どんなふうに思われてたか分かるなんて、面白いというか
もっと早よ言えや!!!っちゅーか…。
やっぱり亡くなった子と話せるのは、嬉しくも辛いモンですわ。
辛いけど、話せて良かった。ありがとうを言えて良かった。
ブーケ、ありがとうな。おおきにやで。
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亡くなった子にありがとうを伝える